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なぜ足つぼマッサージは効果的か
最近では、病院などで行われる、いわゆる西洋医学では、改善が見られなかった慢性的な痛みなどの症状に対して、マッサージなどの「つぼ治療」を施すことが注目されています。
また、西洋医学に基づく治療と並行して、つぼ治療が行われることも少なくないようです。
しかし、指圧やマッサージなどでツボに刺激を与えるという治療は、なぜ効果があるのでしょうか。
東洋医学では、体の中を循環している重要なもののことを、「気血(きけつ)」と呼びます。
具体的には、「気」は目に見ることのできない生命の源であるエネルギーであり、「血」は血液、体液などを意味すると考えることができます。
そして、体が健康・健全であるときは、この気血に滞りがなく、エネルギーが全身に対して、円滑に行き渡っている状態だと考えられているのです。
逆に言えば、気血によどみが生じると、痛みやだるさなどが生じてくると捉えることができます。
また、いわゆる「ツボ」というのは、「経穴」とも呼ばれ、「気と血」のエネルギーの通り道である経絡のうちで、経絡が合流したり分枝したりする重要なポイントのことです。
不健康な状態の具体的な例として、胃もたれの症状がある場合を考えてみましょう。
胃をめぐる胃経と呼ばれる経路で、気血の循環が悪化した証拠であると捉えることができます。
この患者に対して、治療を行うとすれば、治療者は、体を探り、胃経上のツボで、気血の停滞を見つけるでしょう。
そして、その探り当てたツボや、関連するツボに対して、針や灸などで刺激を与えて、気血の流れを取り戻すのです。
これによって、胃もたれの症状は緩和され、胃の機能は健全なものに回復されることとなります。
つまり、ツボは病気からのサインが現れる場所ということであり、また、それと同時に、治療のポイントにもなる場所でもあるのです。
そのため、どういう症状に対して、どのツボをマッサージなどで刺激する対象として選ぶかは、非常に重要です。
以上のように基本的にツボ療法は、滞った流れを回復するというものです。
そのため、家庭で行う際には、症状が軽いうちにはじめることが重要だと言えます。
症状の軽いうちであれば、症状に適したツボに対して、指圧・マッサージなどで適度な刺激を加えることによって、専門家でなくても、気血の流れを回復する十分な効果を期待できるからです。
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